先輩社員のメッセージ 2020.4.10
技術部 河川・砂防グループ 黄川真生(平成29年度入社)
- 1 仕事の内容
- 私は主に砂防構造物の設計業務に携わっております。入社して4年目となりますが、仕事の内容は作業服を着て渓流を調査したり、調査結果を基に計算や構造物の図面をCADで作成したりと、デスクワークだけの仕事ではありません。
- 2 入社を決意した決め手
- 弊社は砂防事業という分野をメインとしており、大学においては砂防について学ぶ機会がなかったため、どのような分野なのか調べたところ、国民の安全・安心を守る大変重要な分野であることが分かり、そしてたいへん興味を抱いたので弊社に志望いたしました。
- 3 やりがい
- 昨今、大雨等の災害で土石流の映像を視ることが増えましたが、砂防とはそこに関わる仕事です。砂防堰堤という土石流を止める役割の構造物を設計するので、将来自分で設計した物が人命を守ることになるかもしれません。そういった面でやりがいのある仕事だと思います。
- 4 メッセージ
- 就職活動でお忙しいと思いますが、会社訪問できる会社には訪問し、会社の雰囲気もしっかりと確かめることをお勧めします。
皆様の就職活動が実りあるものとなることを願います。
技術部 河川・砂防グループ 池田伸幸(平成31年度入社)
- 1 仕事の内容
- 主に砂防事業の調査、計画、設計等の業務に携わっています。テープ、ポール、カメラを持っての現地調査、調査データを基にしての構造物の計画・設計に先輩の指導を受けながら日々取り組んでいます。
- 2 入社を決意した決め手
- 私は東京の出身ですが、北の大地にあこがれ、そして防災関係の社会資本整備のための計画・設計等に携わりたいと思い弊社への入社を決意しました。
- 3 やりがい
- 近年の気候変動による豪雨等で、毎年全国各地で土砂災害が発生し、住民の皆さんの生命や財産が失われる事態が発生しています。これら災害の防止のために少しでも貢献できればとの思いがあります。
入社1年目の10月には、鹿児島で開催された土木学会海洋工学講演会で、大学の卒論テーマの発表機会に恵まれました(写真)。日々研鑽に励んでいきます。
- 4 メッセージ
- 就職活動は自分のやりたいことを見つける良い機会だと思います。面接ではありのままの自分を伝えるとともに、入社したい気持ちを素直に伝えると良いでしょう。素敵な会社や人と出会えるよう頑張って下さい。
技術部 急傾斜グループ 滑川聖也(平成31年度入社)
- 1 仕事の内容
- 主に、急傾斜地崩壊(がけ崩れ)対策のための調査、対策施設の設計や説明のための資料作成等の業務を行っています。
仕事の流れは、対象の崖がどのようなものなのか、まわりには何があるのか等を調査し、この結果から対策するための計算やCADでの図面作成(設計)をします。
- 2 入社を決意した決め手
- 急傾斜地対策や砂防というのは大学ではなかなか触れることがないため興味がありました。特に急傾斜地は、近所にいくつもありその中の一つが胆振東部地震により崩れたため意識がありました。そこで偶然弊社を訪問したところ、急傾斜地対策・砂防を専門としていることや技術力が高い方が多いと思い入社を決めました。
- 3 やりがい
- 入社して2年目となりますが、日々学びの連続がやりがいです。
失敗だらけで落ち込み心が折れそうなときもありますが、一つ一つ事業が進むときは、頑張ってよかったと思えます。また、自分が関わった施設が形として見られることもやりがいです。
- 4 メッセージ
- 就職活動は大変だと思います。特に中々内定が頂けない方も多いかと思います。しかし焦らず、色々な会社を訪問して「技術を身に着ける環境」を見つけ、面接では、思ったことを素直(自分の将来像など)に伝えれば、必ず結果が出ます。素敵な人生を描いていきましょう。